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七央斗
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Author:なおと
大阪市阿倍野区に勤務。
天王寺区に母と在住。
1965/9/11生まれ。
独身男性。
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sirohebi様のTwitterより
(Twitterより。画像は投稿者

@sirohebi4

様ご使用のアイコンです)

2019.5.13.1


酔いもあり、憤りもあり、よければ聞いて下さい。
私は地方のホテルで雇われの嘱託で支配人をしています。
規模はさほど大きくないホテルです。
地方の人手不足は深刻です。
特に清掃スタッフは中々集まりません。うちのホテルは清掃を地元のビル管理会社に20年以上委託していました。

その委託企業から、昨年清掃コストの値上げ交渉がありました。
人手不足もあり、最賃の引き上げもあり、致し方ないと思う所もありましたが、その値上げの内容が容赦のない値上げでした。
金額的に受ける事ができず、仕方なくこの4月から清掃を自前で直営に切り替える事になりました。

新しく募集をかけても中々人は集まりません。なので、それまでその企業から派遣されていた職員さんに直接うちの雇用に切り替えないかどうか打診しました。
もちろん先方の企業さんも承諾の上での引き抜き交渉です。

その企業から派遣されている清掃スタッフの中に、既に70歳をすぎ、うちのホテルだけで20年以上勤めている大ベテランがおり、私自身、自分のおばあちゃんのように思っているスタッフさんがおりました。
まずはその方に声をかけました。

当初は中々いい返事はもらえませんでした。その企業に30年以上お世話になっていて、裏切るような事はできない、というような返事です。
うちとして提示できた時給は850円です。雇われ支配人に権限はありませんでした。

諦めかけた頃、その方が本当はうちに残りたいと言っている、という噂を聞きました。もう一度ゆっくり話しを聞いたところ、実は本社に呼ばれて直接雇用の話しを受けないように、と、遠回しに言われていたそうです。

その会社での収入状況を聞いたところ、私は愕然としました。
朝7時から16時まで、週に一度の公休。
月額固定支給。
時間給に換算すると650円を下回っていました。
それを見て、私は怒りとともに、訴えましょう、と諭しましたが、本人は揉めたくないと涙ながらに話しました。

最終的には、この4月から時給850円でうちのホテルの直雇用となりました。
74歳ですが、本当にテキパキと明るく一所懸命頑張ってくれています。
そして、GW明けに直雇用になって初めての給料の支払いがあり、明細書を手渡しました。

しばらくして、すぐに私の元に来てこう言いました。
「もらいすぎです」と。

私はその言葉が信じられず、
「違います。まだまだ少ないくらいです。今までが異常すぎたんです」と返しました。
その方は涙ぐんでいました。

その企業は、地元ではそれなりに有名です。試算しましたが、パブリック清掃一式という内容で月70万近い請求をしてきました。
その方のお給料やその他管理費等々一般的な費用を差し引いて、丸々40万は企業の利益となる計算でした。

その企業とはまだ取引も続いており、本人も揉めたくないと言うので、それ以上は何もやり取りはありませんが、

70歳を過ぎても働かなければならない社会がこれから間違いなく訪れる中で、こうやって高齢者を食い物にする事で利益を確保する企業が実際にあるのです。

派遣会社も、委託企業から出向し管理費を取るタイプの企業は、そのほとんどが、ピンハネで利益を得ています。
もちろん、良心的で公明正大な企業もあると思います。
しかし、今回私が経験した一連の出来事は、改めて今の日本の企業の在り方を考えさせられるものでした。

その方に、こう聞きました。
どうしてこんなに安い給料で今まで我慢してたんですか?と。
すると、
「あなたは定年を過ぎ、継続して社員雇用しているので最賃は該当しない」と言われたそうです。

70歳を過ぎて、それでも働かなくてはならない人の心理につけ込んだ、実に悪意あるやり方だと思いました。

これから高齢者が活躍しなくてはならない時代が本格化します。
我々40代もすぐそこです。80歳を過ぎても今の日本では働かなければ食べていけません。

ですから、まず企業の在り方を問いたいのです。
利益を確保する為に、人1人の人生からどれだけのお金を搾取するのか。

今日、その方の「もらいすぎです」の一言を受け、なんとも言えない、やり切れない、悔しい気持ちになり、
単年契約の雇われ支配人としてのこの気持ちを

ぶつける場所もなく、吐き出す場所もなく、酔った勢いで長々とTwitterに書いてます。
850円で、月の総支給で14万ちょい。
それでも「もらいすぎ」と言う人がいるという現実があるという事を
誰かに聞いて欲しかったんです。

そして、その人の労働の対価から搾取し、創業何十周年記念パーティーなんかを大々的に行う企業も確かにあるのです。

長々と、すいません。
やりきれない思いが、酔いもありダラダラと書いてしまいました。
これからうちのホテルが潰れない限り、私が切られない限り、
一緒にお婆ちゃんと笑って働いていきます。



(引用者注:2019年5月9日の投稿)
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